北茨城平潟港 あんこう鍋専門旅館 あんこうの宿まるみつ旅館「あんこうQ&A」

あんこう一筋60年の宿、宿主の私がお応えいたします!
あんこう一筋60年の宿、あんこう博物館の宿主をつとめる私が、
あんこうのひみつや不思議をご紹介いたします!!
みなさんもあんこうに興味を持っていただければ幸いです。
宿主 頼もしいっぺ!

あんこう捌きはつるし切り

あんこうのつるし切り
Q1.《あんこうをなんで吊して切るの?》
A. はい!それは、漁師が船の上であんこうを捌(さば)く時にあんこうは表面がヌルヌルしているので、まな板の上で切りづらいということから吊るして捌(さば)いたのが始まりです。
※当館では、1日に何十匹と捌くため品質衛生管理上まな板で捌(さば)いております。

冬の絶品あんこう!!

あんこう鍋
Q2.《あんこうは何で冬が一番おいしいの?》
A. はい!春に産卵をするため冬に栄養を蓄えるからです。
さらに当館がお出ししている『常磐沖』のあんこうがなぜおいしいのかというと、ちょうど親潮と黒潮がぶつかる場所であり、そういった場所は動物プランクトンの繁殖が爆発的におきるので、それを求めて魚が多く集まるのでエサが豊富で肝まで太ったぷりぷりのあんこうが多いからなんです。

顔は怖いが高級魚!!

あんこう鍋
Q3.《あんこうってどんな魚なの?》
A. はい!あんこうは深海魚で口が大きく体は平べったく表面はヌルヌルしていてちょっと恐い顔をした魚です。
昔は『ねこまたぎ』と言われていて、猫もまたいで通るぐらいの価値のないお魚でした。
でも見た目と違って淡白な身と『海のフォアグラ』とも言われている肝が絶品というのが広まり、いつしか『東のあんこう、西のふぐ』と言われるほどの高級魚になったお魚なんです。

見た目と違って絶品!!

Q4.《なぜあんこうを食べるようになったの?》
A. はい!冬場に漁師たちが冷えた体を温めるために船の上で食したのがきっかけだと言われています。
なぜあんこうだったかというと、あんこうは余すところなく食べれるうえに非常に水分が多い魚で船の上で貴重な水を使わずに少量の野菜と味噌を加えただけで栄養満点なスープができたからなんです。

あんこう食感七変化!!

あんこう
Q5.《あんこうの七つ道具ってどんなもの?》
A. はい!あんこうは、骨以外はあますところなく食べられる魚です。
その中で『七つ道具』と言われているのは、『肝』 『トモ(胸ヒレや尾ヒレ)』 『ヌノ(卵巣)』 『柳(身の部分、)』 『水袋(胃袋)』 『エラ』 『皮』です。
本当に骨以外食すことのできる珍しい魚なんです。

秘伝のどぶ汁!!

あんこうのどぶ汁
Q6.《あんこう鍋とどぶ汁との違いは?》
A. はい!あんこう鍋はもっともポピュラーな料理でどぶ汁同様に『肝』が溶け込んでいますが季節の野菜や豆腐、しらたきなどを入れ味噌ベースのスープで煮ているのでさっぱりしています。
どぶ汁は、あんこうの肝を鍋に直接炒りつけ、味噌を加え、あんこうの身から出る水分であんこうの身や皮、ネギ、大根などの具を入れて煮込むのであんこうの味が凝縮され濃厚な味わいです。
当館では、秘伝のダシと味噌を使うことで、どぶ汁の濃厚さと鍋の食べやすさの両方を取り入れ、まるみつ独自の『あんこうのどぶ汁』をお出ししております。
初めての方でもあんこうがお好きな方でもおいしく召し上がれますので、ぜひご賞味ください。

濁りは濃厚さの証!!

あんこうのどぶ汁
Q7.《ドブ汁という名前の由来は?》
A. はい!どぶ汁が完成した時にあんこうの肝からでた油、肝油(かんゆ)で表面が濁っていたので濁酒どぶろくのようなので『ドブ汁』と言うようになったという説と『どぶ』とは『全て』という意味があり、あんこうのすべてを入れるからという説がございます。

注意!!一口食べたら…

Q8.《なぜあんこう鍋の方が広まったの?》
A. はい!漁師や各家庭などであんこう鍋を食べるようになった頃と全国的な民宿ブームが重なり広がり始めました。
あんこうどぶ汁をいろいろな人に食べていただきたいという気持ちから濃厚なドブ汁を食べやすくしようとし、スープ(割り下)を加え商品化しようとしたからだと言われています。